【山梨県合否判定模試】新学習指導要領と「生きる力」(8)

これまで連続でお伝えしてきた新学習指導要領の学習評価について、いよいよ今回は中学校で学ぶ9教科をどのように通知表の5段階評定に結び付けていくのかをお伝えします。

評定

まず評定については

  • 各教科等の観点別学習状況の評価の結果を総括的に捉える
  • 児童生徒がどの教科の学習に望ましい学習状況が認められ、 どの教科の学習に課題が認められるのかを明らかにすることにより、 教育課程全体における各教科の学習状況を把握することを可能とする

とあります。

先生の主観ではなく数値分析を伴う絶対評価

平成13年度以前においてはテストなどによって個々の生徒がどの位置にあるのかを相対的な評価によってあらわしていました(集団に準拠した評価、という表現がなされています)が、平成13年度以降はそれぞれの教科が目指す課題について生徒一人一人どの程度到達しているのか、そしてどの部分で不十分であったかをしめす評価・評定に変化してきています。これは、絶対評価に移行しているということだといえます。
また、生徒ごとの評価が教師の主観に左右されるものであってはいけません。客観的な数値分析を伴った評価であることが求められます。
観点別評価の観点が4つから3つに変化したという話を以前お伝えしましたが、それらの各観点についてABCの3段階で評価したものの合計を5段階の数値であらわしたものが「評定」です。

なお、感性・思いやりなどの「個人内評価」については、観点別学習状況の評価・評定に示しきれない児童生徒一人一人のよい点や可能性、進歩の状況について評価するとしています。

お子様の中学校の評価・評定の基準を知っていますか

今回まで、令和2年10月に文科省が発表した「新学習指導要領の全面実施と評価の改善について」とその目指すところとしている「生きる力」についてかいつまんでご紹介してきました。
評価・評定の流れについては、文科省や県市町村で強制・統一した基準が示されているわけではありません。各中学校ごとにその基準や考え方を示すようになっています。
学力調査研究会では、静岡県下と山梨県下で公開模試を実施しています。
各県下の模試参加塾にご協力をお願いしてそれぞれの近隣の中学校でどのような評価基準を発表しているか調査・共有していただいていますが、その様子を聞くと、学校長の指示のもとかなり具体的に評価・評定の基準を発表している中学校もあればほとんどふれていないという中学校もあるようです。
ブログを読んでくださっている生徒・保護者の皆様は、お子様の通う中学校で評価・評定についてどのような基準・方針をもっているのかについて今後ぜひ興味を持ってみてください。

次回は、生徒自身がどのように学校授業に取り組み、努力することが評価・評定のアップ、そして「生きる力」に結び付けていけるのかについて考えていきたいと思います。

静岡県・山梨県の高校に転入受験の予定があるかたもぜひご利用ください

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